
昨日のビットコイン相場は大幅上昇。6日の午前中に一時36,000ドルを突破する展開となるも、オプションが積み上がっていた位置でもあり、デルタヘッジのフローや短期のショートの買い戻しをこなすもそこから売られる展開に。
調整安から34,000ドルまで2,000ドル幅で下落するも、再度上昇し始め、36,000ドルを突破し37,000ドル付近まで押し目なく上昇する動きとなった。
ブルームバーグでも投資家の利益確定の目処が日本円換算で400万円以上あたりなのではないかという報道や、アメリカのFRBの元理事がBTCを投資対象として評価するなど、上昇相場の中で心理的に売られにくい報道が続いていることからビットコインは40,000ドルまでは上昇するとの声が多くなってきている。
また昨日はステラが急騰。前日比で70%以上の上昇を見せており、背景としてウクライナのデジタル改革省がステラ財団と提携したことが背景。
米国市場では米国債10年金利が1.00%を突破し始めており、1月から3月でコロナがピークを迎えるとの予想が出てきているのが長期金利から理解できる動きとなっている。緩和圧力が強まらず、リフレトレードがスタートすると想定した場合ビットコインの上昇に影響する可能性もあるか。米国株では小型株や銀行株が物色され始めているのもちょっとしたヒントになりそう。
ビットコインのテクニカルは引き続き上昇目線を維持。ショートからは怖くて入れないことや値幅が1,000ドル以上当たり前に往復するような値動きのため、取引量は十分注意したトレードを。
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